お役立ちコラム
知らないと損をする...年賀状でする結婚報告のマナーとは?
投稿日:2020年10月1日
しばらくご無沙汰していた知人から、年賀状で結婚の報告を受けることはありませんか。「えっ」と驚きながら、「年賀状で結婚報告ってありなの?」と不思議に思う人もいるでしょう。結論から言えば問題ありませんが、それには様々なマナーが存在します。ここでは、結婚報告を年賀状で出す際のマナーについて紹介します。
年賀状と兼用しても大丈夫
結婚式を挙げる場合は、結婚式や新婚旅行から数えて1カ月以内に、結婚式を挙げない場合は、入籍日から数えて1カ月以内に結婚報告の挨拶状を送るのが一般的です。挨拶状を送るのが暑中・寒中見舞い、年賀状などと被った場合には、それぞれを別々に送るよりも年賀状と兼ねるなど一本化した方がスマートです。
結婚報告を送るべき人とは?
結婚報告は、結婚式に出席してくれた人も含めて、親戚、知人、会社関係者などに対して行います。中でも職場の報告は注意が必要です。必ず上司から先に報告してください。上司は業務や休暇の調整をしていますし、何よりも他の人を通じて耳に入ってしまうと蔑ろにされているようで気分を害してしまいます。同僚に伝える場合も、結婚式に呼ばない人への配慮が必要です。仕事を辞めるにしても続けるにしても、最低限の気配りは心掛けてください。
最近ではビジネスとプライベートの区別から、虚礼廃止が定められている会社も増えています。そのような場合は結婚報告を送る必要はありませんが、念のために口頭で報告した上で、どのようにするか判断しましょう。
結婚報告を贈る際の注意点
結婚報告は3種類用意
結婚報告は「結婚式に出席いただいた人」「出席いただいていない人」「報告が出来ていない人」の3種類を用意します。「結婚式に出席いただいた人」には、お礼状を出します。都合により出席できなかった人も同様です。「報告が出来ていない人」には、結婚式か新婚旅行から1カ月以内に結婚報告を送ります。年賀状を送る人のリストと照らし合わせながら、適切な内容と文章を考慮して書き分けます。
結婚式を挙げる場合と挙げない場合
報告内容は結婚式を挙げる場合と挙げない場合によって異なります。結婚式を挙げる場合は、報告とともに挙式への案内を促す内容とし、結婚式を挙げない場合は、結婚式を省略することを詫びるとともに、「おもてなしをしたいので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください」など、相手を歓迎する内容にします。
暑中・寒中見舞いや年賀状を兼ねて報告
関係性によっては結婚式から1カ月以上過ぎていても、暑中・寒中見舞いや年賀状を兼ねて報告しても差し支えありません。
図柄に凝って見る
結婚式や新婚旅行先の写真を使う人か多いようです。専門業者もありますので、利用してみるのもよいでしょう。
結婚はおめでたいことですが、必ずしも祝福してくれる人ばかりとは限りません。上司に報告をしたら退職をすすめられたり、忙しいときに迷惑だなど、悲しい言葉を返された人もいます。結婚報告は、相手の関係性を考慮の上、失礼がないように行いましょう。
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