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年賀状が始まったのはいつ?起源について知ろう!

投稿日:2020年10月1日
年賀状が始まったのはいつ?起源について知ろう!

私たちの生活に習慣として根付いている年賀状は、生まれたときから存在していたという方も多く、その起源を知っている方は少ないかもしれません。実は年賀状の起源はとても古く、何百年もさかのぼることができるようです。年賀状がはじまったのはいつなのか、そしてどうやって普及したのか、こちらでご紹介しましょう。

年賀状はどのようにしてはじまったの?

年賀状の起源は非常に古く、国内ではじめて類似の書状が送られたのは7世紀ごろだとされます。このころは貴族などの上流階級が使用しており、まだ一般市民にまでは広がっていませんでした。それから江戸時代に入ると、今の郵便のさきがけとなった飛脚という制度がはじまり、武士階級はもちろん、庶民でも手紙を送ることが当たり前になります。
以降、挨拶を兼ねたやり取りが増えて、年賀状の土台が出来上がりました。ただし、1月1日に送りあうといった習慣は、当時ではそれほど根付いていなかったようです。
ちなみに何千年も前、日本ではなくエジプトやメソポタミアなどの四大文明においても、年はじまりを祝う儀式として年賀状のようなものをやり取りしていた記録が残っています。

年賀状は日本のみの文化だと思われますが、このように他国でも類似した文化が存在しています。ただ、現在の年賀状のようなスタイルはやはり日本独特のもので、立派な文化として挙げることができるのも確かです。

日本の年賀状が現在のスタイルになったきっかけとは

日本における年賀状が現在のスタイルになったのは、郵便ハガキの登場がきっかけです。明治6年に誕生した郵便ハガキによって、年はじめに年賀状を送るという習慣が徐々に広がり、明治20年前後には年始恒例の行事へと発展します。昔から根付いていた手紙の習慣が年賀状と結びつくのは、そう難しいことではなかったのです。
また、誕生当初からめでたさを象徴する松竹梅や七福神、鶴などをデザインしたものが人気で、年賀状の定番図柄としてよく用いられていたと言います。そして、年の干支を年賀状のデザインに採用されはじめたのも、やはりこの時期です。当時は民間でのカラー印刷は難しく、石版印刷やエンボス加工によってさまざまなデザインを施していました。

メール社会の現代でも年賀状は必要なの?

近年は若い世代を中心に、年始の挨拶も電子メールなどで済ませる方が増えてきました。それに伴い、年賀状を出す習慣が少しずつ廃れてきつつあり、年賀状どころか手紙自体を書く機会までもひと昔前と比べると格段に減ってきています。
しかし、そうした状況のなかでも、年賀状は未だに残る紙媒体によるコミュニケーションツールのひとつです。機械的なメールにはない味わい深さのあるやり取りの手段でもあります。日頃からお世話になっている方や、大切な方へ心のこもった言葉を届けるために、ぜひ今一度年賀状を利用してみていかがでしょうか?

年賀状はメールにないあたたかさと思いやりを感じさせる、伝統的なコミュニケーションツールです。購入したり、書いたり、デザインを考えたり、手間がかかるのも事実ですが、それだけに相手への思いは伝わるというもの。古くから伝わる素晴らしい習慣ですので、後世にも残せるよう大切に守っていきましょう。

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