お役立ちコラム
年賀状印刷用のプリンタの選び方!
投稿日:2020年10月1日年賀状印刷用のプリンターで使用されるインクには、顔料インクと染料インクという2つの種類があります。使い方によって年賀状のクオリティは左右されますので、それぞれの概要と特徴をきちんと把握して、用途に合わせたプリンターを選べるようになりましょう。
顔料インクってどのようなインクなの?
顔料インクは粒子が大きく、用紙にインクがあまり浸透しません。紙の表面に定着するようなイメージを持つとよいでしょう。浸透しない分、にじみが発生しづらく色もきれいに発色する特性を持ち、さらには耐水性にも優れています。多少の水分であれば印刷物が汚れてしまうことも少ないです。
そのほかにも、速乾性があるため印刷面の乾きや色合いの安定が早かったり、紫外線による色の変化が起きづらかったりする一面も備えています。
以上のようなメリットから使用できる用紙の幅がとても広いので、非常に使い勝手のよいインクであると言えるでしょう。
また、純正ではない互換インクを使用する場合、染料インクよりも顔料インクのほうが純正色の再現度が高いとされます。
染料インクはどのようなインクなの?
染料インクは粒子が顔料インクよりも小さく、インクが用紙にしっかり染みこみます。紙の繊維まで染みこむとされており、色のグラデーションなどを微細に表現することが可能です。発色が非常にクリアである点も特徴で、とても見やすい鮮やかな印刷ができます。また、染料インクを使用したプリンターは、スキャナーやコピー機能を搭載していたり、メモリカードによるダイレクトプリント機能を備えたりする機種が豊富です。
そんな利便性の高い染料インクですが、印刷からインクが乾燥するまでに時間がかかってしまうのが多少のネックになるでしょう。インクや用紙の種類などにもよりますが、長いものでは数十分程度乾燥を待つ必要があるケースもあります。
顔料インクと染料インクどちらを選んだらいいの?
顔料インクと染料インクそれぞれにメリットとデメリットがあるために、一概にどちらがよいとは言えません。ただそれぞれの特性上、写真を印刷する可能性がある場合は染料インクを選び、表書きの印刷をメインに考えている場合は顔料インクを選ぶことをおすすめします。
家庭用プリンターで写真を印刷したいとき、どうしてもクオリティに限界が出てしまいます。そこで裏書きに「パレットプラザ年賀状」を利用して作成し、表書きは自分で印刷するようにすれば、コストを抑えつつもハイクオリティな年賀状を作成することが可能です。今まで作成してきた年賀状に対し、クオリティ面での不満があるならば、ぜひ検討してみてください。
顔料インクと染料インクは、それぞれ対になるような特徴を備えています。双方の特徴を理解して上手に使い分けられるようになると、ワンランク上の年賀状が仕上がるようになるでしょう。上記の内容を参考にして、自分に合ったプリンターを選んでみてください。
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