お役立ちコラム
年賀状でもらって嬉しい添え書き・コメントについてご紹介
投稿日:2021年10月1日メールやSNSで近況報告をしやすくなった現代においても、年賀状を受け取ったときは年代問わずうれしくなるものです。
友人が結婚していたり、転職していたりと、様々な報告に驚きや喜びが生まれることでしょう。
近況報告がしやすい時代になったとは言え、メールやSNSを使わない人も少なくないため年賀状を送る機会が減ったと言い切れません。
年に一度だからこそ、手軽に送れるメール等には無い温かみが年賀状にはあります。
2000年代に入って家庭用プリンターが普及し、写真入りの年賀状を手軽に作れるようになりました。
家族写真や子どもの写真、ペットの写真など自由に作れるようになった反面、自分本位で失礼を欠いたものを送って失敗をしてしまう可能性もあります。
失礼を欠くことが無いように、年賀状に添えるべきコメント等をご紹介します。
年賀状に添える一言集
添え書きは仕事や趣味などの具体的な近況報告のほか、相手に合わせた言葉(共通の話題など)を書くと失敗しません。
送る相手によっては何を書こうか悩んでしまう場合もありますので、相手に合わせた一言集をいくつか紹介します。
誰でも使用可能な一言
・旧年中は大変お世話になりました
・本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いします
・皆様のご多幸とご健康をお祈りいたします
・幸多き(素敵な)一年となりますように
目上の方に使用する一言
・昨年は格別のご指導を賜り 厚くお礼を申し上げます
・本年もご指導のほど よろしくお願いしたします
・さらなる飛躍の年とするべく努力する所存です
指導に対してのお礼と今後の抱負が中心の一言にしましょう。
上司など目上の方に送る場合、ボールペンはなるべく使わず、サインペンや筆ペンを使うと好印象を与えます。
カラーペンはカジュアルさが出てしまうので、黒インクを使うことが基本マナーなので気を付けてください。
取引先に使用する一言
・今年も皆様のお役に立てるように より一層の努力をもってご厚情にお応えしてまいります
・本年も社員一同さらなる努力をもって皆様のお役に立てるよう頑張る所存です
・ご来店をお待ちしております
・御社のご繁栄と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
字が下手だから…と敬遠する方もいると思いますが、心を込めて丁寧に書かれた一言添え書きは決して悪印象にはなりません。
下手なのに頑張って書いた思いがしっかりと伝わるはずです
定型文例
年賀状は「賀詞」「謝辞」「お願い」「祈り」「年号・日付・干支」の順に書くなどマナーがあり、送る相手によっても変えなければならないものもあるので、気を遣うべきところです。
失礼のないように、年賀状定型文例を紹介します。
一般的な年賀状
謹んで新春のお喜びを申し上げます
旧年中は一方ならぬご愛情を賜り 誠にありがとうございました
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします
「謹んで新春のお慶びを申し上げます」等の文章の賀詞が一般向けです。
職場の上司への年賀状
謹賀新年
良き信念をお迎えのことと存じます
昨年中は格別のご厚情を賜り 誠にありがとうございました
本年も昨年同様 ご指導の程よろしくお願いいたします
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
賀詞は「謹賀新年」「恭賀新年」など4文字賀詞です。
なお、年賀状では句読点を付けないのが基本マナーになります。
特に目上の人などには「句読点が無いと文章を理解できない」という意味に捉えられることを懸念し、句読点をつけないそうです。
文章のバランス等で見え方が気になる場合は、改行やスペースを入れて調整するようにしてください。
取引先への年賀状
謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中は一方ならぬご高配にあずかり誠にありがとうございました
今年も皆様のお役に立てるように 一層の努力をもってご厚情にお応えしてまいります
御社のご繁栄と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
賀詞は一般的な年賀状と同じ、文章によるものにしましょう。
大事なのは手書きの添え書き
写真だけだと残念な年賀状だと思われてしまうこともあるので、なるべく一言添えるとメッセージ性もあってコミュニケーションツールとしても活躍します。
もらってうれしい年賀状を作るコツは、添え書きが手書きであることです。
同じデザインで一括印刷したものであっても、手書きで相手に合わせた一言が添えられているだけで温かみのある年賀状に変わるので、手間を惜しまず書くようにしましょう。
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